会議で発言できない人が取るべき3つの行動|“黙ってるだけの人”から卒業しよう

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「会議で発言できない…」その悩み、よくわかります

  • 会議で発言しようと思っていたのに、気づけば会議が終わっている…
  • 「そんなことも分かっていないのか」と思われそうで怖い…
  • 自分の意見に自信がなくて口が開かない…
  • 意気込んで手を挙げようとすると緊張で心臓がバクバク…。結果的に行動に移せない…

「会議で発言できない自分」がもどかしい、という若手社員の声をよく耳にします。

私自身も新入社員時代、1年間ほとんど会議で話せずに悩んでいた経験があります。上記の悩みは、実は当時の私が感じていたリアルなもの。

でも大丈夫!会議での発言は「スキル」であり、誰でも習得できます。

今回は、会議で発言するのが苦手な人でも、今すぐ始められる、”3つの行動”をご紹介します。

発言しないことには、”見えないデメリット”がある

「会議で発言しない」という状態は、ただ無言で済む問題ではありません。

実は、以下のような損失や誤解を招く可能性があります。

「発現ゼロ」が引き起こす3つの損失

「考えていない人」と思われる

会議だけに限らないことですが、黙っていると、「興味がないのかな」「指示待ちタイプかな」と受け身な印象を与えてしまいます。

発言がないと、周囲はあなたの思考を“推し量る”ことができません。黙っていると、仕事への関心が薄いと思われてしまうことも。

上司や先輩からの評価対象にならない

どれだけ真剣に考えていても、発言しなければ、”見えない努力”として処理されてしまいます。”見えない努力”を、上司や周囲の同僚は評価してあげられません。

存在感が薄れ、チャンスを逃す

部署横断的に行われる会議などでは、発言しないと「誰だっけ?」で終わってしまうことも。

社内の他部署やマネジメント層が出席する会議では、発言の有無で“期待される人材”かどうかを判断されがちです。

せっかくの成長機会をみすみす逃してしまいます。

会議で発言できない人が取るべき3つの行動

①:「発言の型」を用意する

発言が苦手な人に共通するのは、「何を言えばいいか分からない」状態で臨んでいること。

その場のアドリブ力に自信がない時は、あらかじめ「使えるテンプレート(型)」を持っておくことが有効です!

使える発言フレーズ

  • 「一点だけ確認させてください。○○の定義は~で合っていますか?」
  • 「この点について、○○という視点もあるかと考えました。」
  • 「○○という記事をこの前読みましたが、考え方が似ているので参考になるかと思いました。」

重要なのは、”完璧な意見”よりも、”考えている姿勢”を示すこと。

「考えて発言している」こと自体が、上司や先輩の印象に残ります!

②:「1つだけ話す内容」を決めて会議に参加する

「何を話すか迷っているうちに終わってしまう」人は、事前に“1トピックだけ”話すと決めて会議に臨みましょう。

「何か言わなきゃ…!」と漠然と構えると、結局話せません。

事前に「このテーマで一言話そう」と決めておくことで、発言のハードルがぐっと下がります。

具体的な準備方法:

  • 会議の議題を事前に確認する(事前に資料に目を通しておくなど)
  • 話せそうなポイントを1つメモに書く
  • 会議前に、上司や先輩に「これを話してみようと思っている」と相談してみる

目標は「1発言」だけでOK!

話せそうなポイントをメモしておくことで、会議やプレゼンなどでも、そのポイントに注目して”主体的”に聴くことが出来ます。

事前に上司や先輩に相談しておくことで、自分が考えた”一言”のポイントが的外れでないことを事前に確認できるので、自信をもって会議中に発言できます。

これらのことを積み重ねれば、半年後には”発言するのが当たり前”の自分に変わっています。

「何も話せなかった会議」→「少しでも話せた会議」に変わることが、行動の第一歩です

③:「質問から入る」ことで自然に発言デビュー

質問は”受け入れやすい発言”

会議で「意見を言うのはまだ怖い」という人は、”質問”という形で発言の練習をしましょう。

発言には、「提案」「意見」「確認」「質問」などいくつかの種類があります。
中でも質問は、「会話の起点」として受け入れられやすいです。

質問は意見よりもハードルが低く、会議の流れを止めずに自然に発言できます。

また、新入社員や若手社員の方は分からないことがあるのが当然。質問をすることで”積極的に理解をしようとする姿勢”を見せることも出来ます。

具体的な質問例:

  • 「この方針をとる背景は、どういうことでしょうか?」:
  • 「○○の定義は、どういうことでしょうか?」
  • 「数値の前提が気になったのですが、どこを根拠にしていますか?」
  • 「○○のゴールは何をすることでしょうか?」

上記の質問のような、”背景”、”定義”、”前提”などについて、確認をする目的で質問をしてみるのがおすすめ!

質問は「考えている証拠」であり、会議への主体的な参加を意味するので、相手に好印象を与えます。

「まずは質問から入る」戦略は、発言初心者にとって最も安全で効果的な第一歩です。

1つだけ注意する点としては、「相手を問い詰める」、「論破する」ような質問はしないこと。
あくまでも”前向きな議論”をするための「問い」を心掛けましょう。
チームワークを乱すキャラとして印象を持たれては、かえって損をしてしまいます…。

まとめ|“少しの行動”が自信につながる

会議で発言できないのは、決してあなたの能力が低いからではありません。
経験が浅いだけで、「準備の仕方」と「小さな一歩」を踏み出す工夫さえあれば、必ず変わっていきます。

会議で発言するのが苦手でも、

  • 型を覚える
  • 一言決めてから参加する
  • 質問から入る

この3つの小さな行動を繰り返すだけで、あなたの印象も、自己評価も、ぐんと変わります!

ラボメンバーのひとことコメント

ユウト(主任)
ユウト(主任)

発言ゼロが続くと、”空気”扱いされちゃう。たとえ一言でも話せると、それだけで空気が変わるよ。

カナ(5年目)
カナ(5年目)

私は”1つ話すことをメモして会議に入る”ってのをずっとやってたよ。今では、当たり前に口が動くようになったよ。

ミナト(1年目)
ミナト(1年目)

質問ならできる!って思って、まず1つ質問することから始めました。それだけでも、メッチャ達成感があり、自己肯定感が上がりました!

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プロフィール
この記事を書いた人

メーカー勤務の現役社会人(社会人9年目)。
入社4年目で海外転勤により米国での出向任務を経験。(英語苦手)
社会人7年目で転職活動をはじめ、キャリアシフトを経験。
自身が学んだ働くコツ、海外赴任・転職活動などの経験談をもとに、不安を抱える新入社員・若手社員に向けたブログを掲載。

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